うつ病体験記 ②
おはようございます、アリの行列も避けて通る優しいむらかなです。
うつ病体験記第二弾。
前回に引き続き病体験記。
うつ病 定義 の学術記事
非定型うつ病という概念―4 種の定義 - 大前晋 - 被引用数: 4
難治性うつ病への対応 - 岡本長久 - 被引用数: 3
うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態であり、
それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。
いや、体験しないならそれが一番いいんですが、もしもの為に。
「常に備えよ」です(ボーイスカウト入ったことありませんが)。
うつ病は脳の医学的な病気ですが、やはり罹患しやすい性格の傾向はあります。
タバコを吸う人が肺がんになる確率高くなるように。
① 責任間の責任感の強い人
② 想像力が豊かな人(様々なシュミレーションをしてしまう)
③ 真面目な人
これ全部普通のときなら長所ですよね。
しかしながら「長所は短所、短所は長所」
天才と狂人が紙一重のように、性格も同様です。
過労死してしまうしまう人は責任感が人だと強いと思います。
頼りにされ、周囲に迷惑をかけないために「頑張り過ぎてしまう」。
自殺する人のほぼ9割は病院を受診すれば、うつ病と診断されるでしょう。
死ぬほど嫌なら仕事なんて辞めてしまえばいい、そう思いますよね。
ただ、うつの時は思考能力も低下しています、そこまで考えられない。
車を運転していて、あと数秒のタイミングで事故を起こしていたと感じたことはあり ませんか?
うつ病の自殺もそんな感じ、すこしでもなにかが違えば、助かる命もあります。
それがなにかは人それぞれですが、共通しているのはちょっとした運です、
死のうと思っているときに友人から連絡がくる、流れているテレビを見てふと笑ってしまう。
そんなことがあれば、死のうと思っていたことが途端にバカバカしくなります。
「あの人最近落ち込んでいたけど大丈夫かな?」っと思う人がいれば、連絡してあげてください。
そのその電話でその人は救われるかもしれません。
自分にとって大切な人だけで十分です。
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困っている人すべて助けることはできないし、死ぬほどつらいのに生きることを強制できるほど世界は素晴らしくはありません。
生きていて良かったと思える瞬間もあるでしょう。
ただ、日常の大半は退屈で楽しくもありません。
大学の時、この話を友人に話したら「俺はそうは思わない、楽しいこともたくさんある」
と真っ向から否定されました。
その人は心からそう思っているようで羨ましかったのを覚えています。
なぜ生きるのか自問した時、思いつくのは大切な人への思いと死ぬことに対する恐怖です。
能動的ではありませんが、その理由で十分だと思っています。
そして何より生きていて良かったと思えた瞬間もあったからです。
では、また。