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はじめまして、お医者さんのお墨付きうつ病むらかなです。
うつと言っても常に死にたいと思っているわけではありません。
とにかく、やる気が出ない、何をしても楽しくない倦怠感、不眠。
これが私の主な症状です。
なにかしなくてはいけないは、自分でもよくわかっているんです、でも動けない。
初めてのときは自分がうつ病だとは思いません。
そんなこと考える余裕もないからです。
現在、日本人は20人に1人の割合でうつ病を経験するそうです。
そうです、学校のクラスに1人か2人はいます。
自分とは関係ないと思っていませんか?
わかります、私もそうでしたから。
上に挙げた症状くらいなら、誰にでもありますよね。
ただ、その度合が違います。
ベットから起きれない、トイレ行くのもしんどい、精神じゃなく身体的な病気ではないのかと思ってしまいます。
私は幸運なことにうつにたいして多少の知識がありました(職場や大学で学ぶ機会があった)。
好きな作家さんは躁うつ病の経験者(中島らもさん)だったので、精神科に行くことに対しても特段の偏見はありませんでした。
とりあえず仕事を一旦休ませて貰いました(出世はここで諦めてます)。
毎日、処方された薬をのみ家でゆっくりとしていると段々とテレビを見たり、
本を読んだり、少しづつ楽しめるようになりました。
とりあえず寛解といった状態になり、仕事にも復帰することができました。
(1度目です)
しかし、心の中では「また、あの状態になるんじゃないか?」といった不安は常に心の片隅にあります、これだけでも結構しんどいんですよ。
よくうつ病を「心の風邪」と言ったりしますが、それは「死に至る事もある風邪」なのです。
うつ病の人を励ましてはいけないには少しでも経験があればわかりますが、よく励まされます。
相手が私のこと思って言っているで、うなずいて受け流していくしかありません。
いや、頑張ってるからね、働けず家にいるほうが仕事に行ってるよりつらい。
職場に迷惑をかけているという罪悪感もすごくあります。
自分の経験を活かして、少しでも誰かを助けてあげたいって気持ちは強くあります。
(生きてんなら意義が欲しいですよね、やっぱり)
それにはまず、自分を助けないと前には進めません。
あなたの周囲にも私と似た状況の人がいるはずです。
どうしていいのか分かりませんよね?
答えは簡単、「以前と同じように接する」ことです。
これが一番救われます。
うつは心が弱いからなるのではありません、心が弱くなる病気なのです。
うつ病は、気分が強く落ち込み憂うつになる、やる気が出ないなどの精神的な症状のほか、眠れない、疲れやすい、体がだるいといった身体的な症状が現れることのある病気で、気分障害*1の一つです
ネットで調べるとトップにこの定義が出てきます、ほら、私うつ病ど真ん中でしょ?
精神の病、体の病も同じで、誰か罹患してもおかしくありません。
私はがんになるのとある意味同じだと思っています。
がん患者に「根性で治せ!」とは誰も言いません。
うつ病は言われますが…
思い当たる節があれば絶対に病院に行ってください!
治らない病気ではありませんから。
大切な人にうつ病の傾向があれば、病院受診を勧めてください。
本人に自覚がない場合、あるいは病院に行く元気もない状態に陥っているかも知れません。
プライドの高い人は自分がうつ病であるとはなかなか認識できません。
責任感の強い方もそうかな?(むしろ責任感強い人がなりやすい)
生きていれば良いこともあるなんて無責任なことは言えませんが、
生きていればなんとかなるはず(と思いたい)!
自殺なんかしなくていつか必ず死ぬ日はきますからね。
では、また。
広告なしです。